新着情報
Amazon Marketing Cloud(AMC)を使用するブランドは、Amazon Adsを通じて広告を掲載する商品について、組み合わせ、集計、匿名化を用いた広告とショッピングのインサイトを作成できるようになりました。追加のAmazonショッピングインサイトが含まれており、今後拡張されてサードパーティの分析機能が含まれる予定です。これにより、広告主様はクロスチャネルマーケティングの取り組みについて詳しく把握し、AMCの利用をカスタマイズできます。
現在、Amazon販売パートナーAPIでは、総閲覧数、カートに追加、Amazon定期おトク便、商品購入数に関する指標を含む標準的なレポートをブランドに提供しています。AMCの新しい有料機能(ベータ版)オプションを利用することで、ブランドはこれらのレポートからより柔軟性の高いインサイトを作成できるようになります。さらに、AMCですでに利用可能なAmazon Adsキャンペーンレポートと組み合わせることで、キャンペーンのプランニング、効果測定、最適化について、より包括的な視点が得られるようになります。
重要である理由
この新しいサブスクリプションサービスにより、広告主様はAMCから作成できる集約および匿名化されたインサイトの種類を拡張できます。これは、広告対象商品についてすでに取得している標準の広告およびショッピングに関するレポートを補完するものです。現在は月額でのサブスクリプションサービスとして提供されており、ブランドは柔軟に機能を試し、ビジネスニーズに基づいてAMCの利用をカスタマイズできます。ブランドが新しいインサイトを活用できる方法の例を以下に示します。
• ショッピングの傾向について広い視点を得る: 広告主様はAMCを使用して、集約されたリテールパターンを長期間にわたって分析し、広告対象商品が購入される前に閲覧された頻度を把握できるようになりました。これにより、ブランドはさまざまなAmazon Adsプログラムが購入過程にどのように貢献しているかを測定できます。これは、広告主様がレポートのインサイトを商品の販売サイクルに反映させるのに役立ちます。特に、販売サイクルの長い商品を販売するブランドにとってメリットがあります。
• ブランドエンゲージメントを包括的に把握する: 広告主様は、商品の購入頻度、購入順序、頻繁に同時購入される商品に関するAMCレポートを作成できるようになりました。その内容に応じてマーケティングの頻度、プロモーション戦略、セット販売戦略を調整できます。
• 広告がショッピングエンゲージメントに与える間接的な影響を把握する: 広告主様は、広告キャンペーンと、広告に直接起因しない商品ページの閲覧または購入との相関関係を評価できます。さらに、AmazonまたはAmazon外のメディアがブランドのリテール健全性と傾向にどのように関連している可能性があるのかを判断できます。
広告主様は、今後もAMCの無料サービスを使用して、広告レポートを作成およびカスタマイズし、使用するAmazon Adsプログラムがどのように相互に補完しているかを調べることができます。また、独自のファーストパーティインサイトを使用して多くの情報を得ることもできます。広告主様がAmazon Adsのメディア戦略を調整するのに役立つように、AMCは引き続き新しいAmazon Adsインサイトと機能を追加してまいります。広告主様は、無料サービスをベースに有料機能を使用してAMCをカスタマイズし、高度な機能とインサイトを活用することもできます。
AMCの各インスタンスは、専用のAWSアカウントでご利用いただけます。AMCは仮名化された情報のみを受け入れます。広告主様のAMCインスタンス内にあるすべての情報は、Amazonのプライバシー通知に厳密に従って取り扱われ、インプットを直接エクスポートすることはできません。広告主様は、AMCの集約され匿名化されたアウトプットにのみアクセスできます。
Amazon Marketing Cloud UIのベータ版新機能のサンプル画像
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アクセス方法
- AMC UIまたはAPI
利用対象者
- Amazonのストアで販売する米国内の登録済みAMCブランドオーナー
利用対象地域
- US