新機能のお知らせ

広告主様がAmazon DSPでの動画広告掲載枠を正確に制御できるようサポートするため、3つの新しいターゲティング機能を導入しました。広告主様は、ストリーミングTVキャンペーンやオンライン動画キャンペーンで特定のインストリームポジション（プレロール、ミッドロール、ポストロール）をターゲットにすることや、オンライン動画広告のアウトストリーム掲載枠の選択、および表示時間に基づいて動画コンテンツをターゲットすることができるようになりました。これらの機能は、Amazon DSPのユーザーインターフェイスと一括シートの両方からアクセスできるため、広告主様は特定の掲載枠要件やコンテンツの長さに合わせた動画キャンペーンの調整が可能となります。広告主様は、動画キャンペーンを作成または編集する際に、ラインアイテム設定ページでこれらのコントロール機能にアクセスできます。

このターゲティング機能は、広告主様がストリーミングTVやオンライン動画在庫において動画広告を最適な位置に表示するのに役立ちます。広告の掲載枠とコンテンツの表示時間をきめ細かく制御することで、広告主様は特定のオーディエンスにはたらきかける機会やキャンペーン目標に合わせてキャンペーンをより適切に調整できます。この機能は、開始時点ではサードパーティとAmazon Publisher Direct（APD）の在庫が対象となります。2025年第2四半期には、Amazon所有管理の在庫を対象として範囲を拡大する予定です。

広告主様は、以前の動画広告フォーマットのターゲティングオプションがインストリームポジションとアウトストリームポジションのターゲティング機能に変更になることにご注意ください。ストリーミングTV（STV）ラインでは、すべてのストリーミングTV広告在庫がOpenRTB仕様に基づいてインストリームで行われるため、利用できるのはインストリームのポジションターゲティングのみとなります。オンライン動画（OLV）ラインでは、インストリームポジションターゲティングとアウトストリームポジションターゲティングが利用可能となります。

ユーザーが、過去に動画広告フォーマットターゲティングを使用してオンライン動画ラインアイテムのインストリーム在庫またはアウトストリーム在庫をターゲットにしていた場合、次のことが可能になります。

• インストリームポジションターゲティングを有効にし、すべてのインストリームポジションをターゲットにすることで、インストリームサプライのみをターゲットにする
• アウトストリームポジションターゲティングを有効にし、すべてのアウトストリームポジションをターゲットにすることで、アウトストリームサプライのみをターゲットにする
• インストリームとアウトストリームの両方をターゲットにする。ユーザーはインストリームポジションターゲティングとアウトストリームポジションターゲティングを有効にする必要はありません。どちらも入札の対象となります。

• Amazon DSPのセルフサービス広告主様

• これらの機能は、Amazon DSPのユーザーインターフェイス、一括ツールのスプレッドシートで利用できます。UIでは、広告主様は動画キャンペーンを作成または編集する際に、ラインアイテム設定ページでこれらのコントロールを確認できます。
• 3つの新しい設定（作成、一覧表示、削除）は、API経由で利用可能になります。