ガイド
ブランドがフルファネルキャンペーンにインパクトを与えるのに、インタラクティブ広告がどのように役立つか
インタラクティブ動画広告およびインタラクティブ音声広告は、オーディエンスに新しくてエキサイティングな方法で広告を見たり聞いたりする手段を提供します。これらのフォーマットが、どのようにお客様が買い物をしたり、情報を集めたり、ブランドで楽しんだりするよう促しているかをご覧ください。
Amazon Adsソリューションを使用して、インタラクティブ動画広告キャンペーンおよびインタラクティブ音声広告キャンペーンの作成を始めましょう。
ブランドエンゲージメントを高め、広告パフォーマンスを向上させるエキサイティングな機能をご紹介します。
TV番組、映画、ライブエンターテイメントなど、お客様に人気がある動画コンテンツと一緒に表示できます。
ファーストパーティおよびサードパーティのストリーミング音声サービス全体で、ユニークな広告対応オーディエンスにより幅広くリーチできます。
今のオーディエンスは、広告とのかかわり方やかかわるタイミングを自分で決めたいと考えています。タブレット、スマートフォン、コネクテッドTV、スマートスピーカー、ストリーミングサービスなどのテクノロジーのおかげで、広告はブランド・消費者間の単なる受け身の取引ではなく、夢中にさせるエクスペリエンスを提供できるようになりました。特にインタラクティブ広告の登場により、細分化が進むショッピングジャーニーのあらゆる部分で、ブランドはより効果的にオーディエンスにはたらきかけることが可能になりました。インタラクティブ広告を利用することで、ブランドは従来の広告の範囲を超えて、ストリーミングのオーディエンスがしばしばダイナミックで魅力的と感じるような方法で、テクノロジーを通じてお客様とのつながりを深めることができます。実際、調査回答者の80%が、インタラクティブ広告を見たら行動を起こすと答えています。1
インタラクティブ広告とは?
インタラクティブ動画広告およびインタラクティブ音声広告により、オーディエンスはより多様で、エキサイティングな方法でブランドとかかわることができます。お客様は、ストリーミングエクスペリエンスから離れることなく、TVのリモコン、モバイルデバイス、または音声を使って、クリックしたり、スキャンしたり、声で話しかけたりしてショッピングカートに商品を追加したり、お気に入りブランドの詳細を確認したりできます。これらの広告は、ストリーミングを参加型のやりとりに変えます。お客様は、その瞬間に広告に反応するか、自分の都合に合わせて反応するかを選択できます。また幅広いフォーマットが用意されているので、お客様はお気に入りのストリーミングコンテンツを見たり聞いたりしながら、情報を得たり、プレイしたり、買い物をしたりすることができます。そして最初のインプレッションを超えて、より深いエンゲージメントを築くことができるため、ブランドは広告パフォーマンスを大幅に向上させるだけでなく、カスタマーエンゲージメントに基づくロワファネルのインサイトにアクセスできるようにもなり、キャンペーン戦略のさらなる推進に役立ちます。
ストリーミングTVのインタラクティブ広告
インタラクティブ機能は、AmazonのストリーミングTV広告を使用してアクセスできる強力な機能です。この広告は、Prime Video、Twitch、Fire TVチャネル(TV番組、映画、スポーツ中継を含む)で人気の動画配信だけでなく、A&E、Lifetime、CrackleなどサードパーティのストリーミングTVアプリでも配信できます。ストリーミングTVの在庫全体において、デフォルトでインタラクティブ機能が有効になりました。ブランドがインタラクティブ広告キャンペーンをかつてないほど簡単に開始できるようになりました。
たとえば、AmazonのストリーミングTV広告で利用できる新機能に、インタラクティブ一時停止広告があります。お客様はこの機能を使って、ストリーミングしているコンテンツを一時停止して、ブランドとのかかわりを深めることができます。視聴者がリビングルームのリモコンで一時停止ボタンを押すと、ブランドメッセージや画像を含むインパクトのある商品が、リモコンのインタラクティブクリエイティブオーバーレイとともに表示されます。この広告では、お客様がコンテンツを一時停止している間、オーバーレイを利用してもらえるため、従来の広告ブレイクタイムを超えてエンゲージメントの機会が広がります。
インタラクティブ音声広告
Amazonのインタラクティブ音声広告では、Alexaコールトゥアクション(Alexa CTA)を使用した音声ベースの迅速な応答を介して、お客様がブランドと簡単につながることができます。たとえば、ストリーミングオーディオコンテンツを中断することなく、商品をカートに追加したり、詳しい情報をリクエストしたり、リマインダーを設定したりするなどのアクションを実行できます。この広告は、Amazon Music、Alexa News、サードパーティサプライヤーなど、Alexa搭載デバイスのオーディオサプライ全体で配信されます。
インタラクティブ広告をブランドに活用する方法
Amazon Adsは、最初の発見からコンバージョンまで、カスタマージャーニーのさまざまな段階で双方向性を活用する機会をブランドに提供します。当社のソリューションは、最もよく知られたAmazonストリーミングTVおよびオーディオサプライの一部でのリーチ、規模拡大、エンゲージメントと、シームレスなリモートクリック機能や音声対話機能を組み合わせたものです。その結果、ブランドはキャンペーンにおけるアッパーファネルとロワーファネルでのインパクトをより適切に結び付けることができ、認知、検討、およびコンバージョンが大幅に向上できるようになっています。
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認知
- インタラクティブ機能のない広告と比較して、インタラクティブ動画フォーマットのブランドの認知が30%向上2
- インタラクティブ機能のない対照群と比較して、Amazonインタラクティブ音声フォーマットのブランドの純粋想起が2.2倍上回る4
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検討
- インタラクティブ機能のない広告と比較して、インタラクティブ動画フォーマットの購買意図が28%増加2
- インタラクティブ機能のない対照群と比較して、インタラクティブ音声フォーマットのブランド好感度が1.2倍上回る4
- インタラクティブ機能のない対照群と比較して、インタラクティブ音声フォーマットの購買意図が1.3倍上回る4
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コンバージョン
- インタラクティブ機能のないストリーミングTV広告と比較して、インタラクティブ機能付きストリーミングTV広告の商品詳細ページビューが17%増加3
- インタラクティブ機能のないストリーミングTV広告と比較して、インタラクティブ機能付きストリーミングTV広告の注文数が36%増加3
- インタラクティブ音声広告を聞いた後、Alexaユーザーの91%が行動を起こした1
インタラクティブ広告は、(ショーケース広告を通じて)消費者による購入を促進するだけでなく、オーディエンスにブランドが開発したゲームについて知ってもらったり、プレイしたりするよう促すこともでき、新しい可能性の世界を切り開きます。
ショッピング: ストリーミングTVや音声広告エクスペリエンスをショッピングにつなげる
Amazonの簡単なワンクリック/即時のショッピングの機能を利用することで、インタラクティブ広告はブランドが購入を促すのに役立ちます。「カートに追加する」オーバーレイまたはコマンドを活用して、ブランドは、視聴者がリモコン、スマートフォン、音声を使って注目した商品をすぐにAmazonショッピングカートに入れることができるショーケースエクスペリエンスを作成できます。
これは、「カートに追加する」クリエイティブオーバーレイを使用したインタラクティブ動画広告の例です。TVのリモコンを押して、お客様は注目した商品をAmazonショッピングカートに追加するアクションを実行します。
このインタラクティブ音声広告の例では、お客様は「カートに追加」という音声コマンドを使用して、注目した商品をAmazonカートにシームレスに追加できます。
このインタラクティブ一時停止広告では、お客様は視聴しているコンテンツを一時停止し、表示された一時停止広告の商品をAmazonカートに追加し、その後コンテンツを再開します。このすべては、TVのリモコンを数回押すだけで完了します。
情報提供: お客様がブランドについてもっと知ることができるようにする
広告主様がAmazon出品サービスを利用していない場合は、「もっと詳しく」や「もっと詳しく知りたいですか?」などのコールトゥアクション(CTA)を活用して、オーディエンスがブランドをさらに調べたり、かかわったりするよう促すことができます。インタラクティブ動画広告では、視聴者が見たクリエイティブで特定の行動を促すために、新たなリードジェネレーションCTAの提供も始まっています。これには、「予約する」、「このオファーを取得」、「今すぐサインアップ」、「見積もりをお願い」などがあります。
これは、インタラクティブ動画広告に「もっと詳しく知りたいですか?」クリエイティブオーバーレイを使った一例です。お客様は、TVのリモコンを押してアクションを起こし、注目した商品やブランドに関する詳細情報を記載したメールを自分宛てに送信します。
これは、ある自動車ブランドに合わせてカスタマイズされた、予約クリエイティブオーバーレイを使ったインタラクティブな動画広告の一例です。興味を持ったお客様は、TVのリモコンを使って、地元のHyundaiディーラーでの試乗を予約するためのリンクが記載されたメールを自分宛てに送信します。
このインタラクティブ音声広告の例では、「もっと情報を送って」という音声コマンドを使って、ブランドに関する詳細情報を記載したメールを送信します。
このインタラクティブ音声広告の例では、お客様が「思い出させて」という音声コマンドを使って、番組の新しいシーズンを視聴するためにAlexaデバイスにリマインダーを設定させています。
プレイ: ブランドを盛り上げるゲーミフィケーションエクスペリエンス
インタラクティブ機能の魅力は、コマースやリードジェネレーションを促すことだけではありません。インタラクティブ広告は、驚きと喜びをもたらすゲーミフィケーションエクスペリエンスとして姿を見せることもあり、想起、好感度、エンゲージメントを高めます。これは、Alexaでのブランド体験がどのように機能するかを示す一例です。広告対応オーディエンスが、音声、画面のタップ、またはリモコン操作により、いっそう深く、よりカスタマイズされた方法でブランドを見つけるのに役立つ、ユニークで没入感のあるエクスペリエンスです。
Alexaでのブランド体験を通じ、消費者はブランドについて詳しく知り、ブランド限定のコンテンツとやりとりをし、商品を購入するなど、さまざまことが可能になります。
Alexaでのブランド体験の例をご覧ください。ここでは、お客様が自分の声で、Milkboneのブランド化されたゲーミフィケーションエクスペリエンスを開始します。
1 Kantar社の調査、米国、2024年3月8日~3月24日、n=1132。
2 Kantarインタラクティブ広告コンテキストラボ調査、米国、2024年3月7日~3月23日、コントロールn = 451、エクスポーズドn = 1,359
3 Amazon Internalデータ、米国、2024年12月13日~2024年1月17日。Amazon.comに商品を出品し、かつFire TVのFreeveeアプリでストリーミングTV広告を配信してインプレッションを獲得している46人の広告主を対象にした分析。
4 Kantarインタラクティブ広告オーディエンス調査、米国、2024年3月8日~3月24日、n=1600