ガイド

スポンサープロダクト広告に関する著者様向けガイド

初めてのキャンペーンの設定方法、入札などの重要な概念の説明、キャンペーンパフォーマンスを理解してより多くの読者にリーチするのに役立てる方法について説明しています。

Amazon Adsの利用を開始して、商品をプロモーションし、キャンペーンを作成しましょう。

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本は私たちのDNAに刻み込まれています。書店として始まったAmazonストアは、今日では世界中の読者がお目当ての書籍を購入し、また新しいタイトルを探する場へと成長しました。スポンサープロダクト広告は、読者にアピールするのに役立ちます。ターゲティングを使用すると、類似の本やジャンルを検索している読者にリーチできるため、読者が次に読んでみようかなと思う可能性が高まります。スポンサープロダクト広告は、関連する商品検索結果ページや商品ページに表示される場合があります。お客様が広告をクリックすると、本の商品ページに移動します。

始める準備はできていますか? このガイドでは、より多くの読者にリーチするためにキャンペーンのターゲットに設定する方法、入札の方法、予算設定の方法、および最適化の方法など、スポンサープロダクト広告について知っておくべきことを取り上げます。

開始する

初めてのスポンサープロダクト広告キャンペーンを開始するのは簡単です。手順は次のとおりです。

  1. 要件を確認します。 広告を作成する準備として、次のガイドラインを念頭に置いてください。
  1. 広告掲載の登録を行います。 登録するには、advertising.amazon.comにアクセスし、右上隅にある「登録」ボタンをクリックするだけです。広告を掲載する国を選択し、「著者セントラルのアカウントを持っています」または「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)アカウントを持っています」を選択します。
  2. キャンペーンを作成します。広告コンソールに登録およびサインインし、「キャンペーンを作成」ボタンをクリックし、「スポンサープロダクト広告」をクリックします。
  3. 紹介する商品を選択します。本のタイトルまたはAmazon Standard Identification Number(ASIN)で検索します。「追加」をクリックして、Kindle電子書籍、ペーパーバック、ハードカバーなど、購入可能なすべての形式が含まれていることを確認します。

ターゲティングを理解する

ターゲティングとは、広告が表示されるコンテキストを設定するプロセスです。知っておくべき重要な用語は次のとおりです。

商品検索用語/検索用語: Amazonのお客様が商品を探すときに使用する単語やフレーズです。特定の語(「ハードタイムズ」、「チャールズ・ディケンズ」)でも一般的な語(「古典小説」)でもかまいません。

キーワード: お客様が本を探す際に使用する検索語句(「古典小説」など)と広告を一致させる単語やフレーズで、その本に関連しているものでなければなりません。

オートターゲティング: このターゲティングは、ジャンルなどの本の詳細に基づいて自動的に決定されます。スポンサープロダクト広告を利用し始めたばかりで、利用しながら学んでいる著者にとって役立ちます。

マニュアルターゲティング: このターゲティングオプションでは、ターゲットに設定するキーワードまたは商品を手動で選択することで、ターゲティングをより細かく制御できます。マニュアルターゲティングには次の2種類があります。

  1. キーワードターゲティング: 「ベジタリアンの料理本」など、お客様が使用する検索用語と広告を一致させるためにキーワードを使用します。
  2. 商品ターゲティング: 広告を特定の商品やジャンルに一致させます。たとえば「嵐が丘」の広告を掲載する場合、商品ターゲティングとして「ジェーン・エア」を使用するとよいでしょう。

マッチタイプ: これは、お客様の商品検索がキーワードにどの程度一致すれば広告が表示されるかを決定します。マッチタイプには「ほぼ一致」と「おおまか一致」があります。

除外ターゲティング 広告を表示させたくないキーワードや商品を指定できます。

入札額と予算を設定する

スポンサープロダクト広告は「クリック課金制」モデルです。つまり、お客様が広告をクリックしたときのみ広告費が発生します。入札額と予算編成によって、支出額が決まります。その仕組みは次のとおりです。

入札

入札額とは、読者が広告をクリックしたときに支払ってもよい金額です。通常は多くの広告主様が同じキーワードまたは商品をターゲットにしているので、入札額とお客様の検索に対する広告の関連性に基づいて、貴社の広告が表示されるかどうかが決まります。たとえば、キーワードとして「戦争小説」を選択し、入札額を0.75ドルに設定したとします。別の著者が同じキーワードを選択し、入札額を0.60ドルに設定しました。入札額に基づいてオークションに勝ち、貴社の広告が表示されます。

選択できる入札戦略は次の3種類があります。

  • 動的な入札 - ダウンのみ。 Amazon Adsでは、広告が商品検索との関連性が低い場合や、パフォーマンスが低い掲載枠に配置されている場合、入札額を引き下げます。この戦略は、何が効果的かを学びながら支出をより細かく管理でき、パフォーマンスの低いキャンペーンへの支出を抑えるのに役立ちます。
  • 動的な入札 - アップとダウン。Amazon Adsでは、販売につながる可能性が高いと判断したオークションの入札額を引き上げることもします。商品検索結果の最初のページの上部に表示される掲載枠では入札額が最大100%上昇し、それ以外の掲載枠では最大50%上昇します。これは、特定のキーワードや商品にどれだけの入札額を設定すべきかを知りたい場合、ページの一番上の掲載枠を確保したい場合、またはパフォーマンスの高いキャンペーンを実施し、それを最大化したい場合に役立つ戦略です。
  • 固定入札額。Amazon Adsでは、すべての機会に対して貴社の正確な入札額を使用し、調整することはありません。この戦略の場合、動的な入札と比較して、インプレッション数は増えてもクリック数が減ることがあります。

予算

1日の予算を設定すると、1日あたりのクリック数に対して費やしてもよい上限額を設定できます。1か月間の平均なので、30日間で1日あたり10ドルの予算を設定しても、その月の総支出が300ドルを超えることはありません。1日ごとの実際の支出は変動する可能性があります(他の日よりも多く落札できる日もあります)が、最終的には均等になり、総支出がその月の予算を超えることはありません。

キャンペーンを最適化する

スポンサープロダクト広告キャンペーンを開始することは、重要な第一歩です。しかし、設定して終わりではありません。数週間ごとに、さまざまなキーワードや戦略のパフォーマンスを分析して、改善につなげましょう。キャンペーンを最適化する方法は次のとおりです。

  1. レポートを読みます。 検索用語、掲載枠、キーワードなどに関するインサイトが記されているレポートを利用できます。レポートを確認するには、広告コンソールの左側のサイドバーにある「効果測定とレポート」タブに移動し、「レポートを作成」をクリックします。 結果を確認し、適宜調整します。
  2. マニュアルターゲティングを試します。 オートターゲティングを使い始めた場合は、キーワード、マッチタイプ、商品ターゲティングなどを調整してみます。
  3. 入札額を最適化します。 キャンペーンの開始後、2週間ほど待ってから、うまくいっていることとそうでないことに基づいて、入札戦略をより高度に洗練してみます。たとえば、動的な入札を使用すると、販売につながる可能性が高いまたは低いと判断される場合に入札額を自動的に増減できます。より多くの読者にリーチできるようにキャンペーンを引き続き最適化するため、その後も2週間ごとに必ず確認してください。
  4. 他のAmazon Adsプロダクトを使用します。 他の本にもスポットライトを当て、著者としてのプラットフォームを構築するのに役立つスポンサーブランド広告など、Amazonのその他の広告ソリューションもチェックしてください。

読者とつながる準備はできましたか?

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