Amazon Adsがもたらす書籍の新たな広告機会と、それが著者に与える影響

Amazon Adsでは、Amazon著者セントラルで申請した書籍（つまり、自分の書籍としてタグ付けした本）を対象に、米国とヨーロッパのマーケットプレイスでキャンペーンを実施できるようになりました。これはどういう意味を持つのか？また、新しいオーディエンスにリーチするのにどのように役立つかを解説します。 最大のポイントは、お客様がある本やアンソロジーの共著者の一人で、発行者ではなかった場合に、Amazonストアで自身の本の広告を行うことができるようになったことです。現在の書籍の出版状況に基づいて、基本を見ていきましょう。

1.Kindle Direct Publishingを通じてのみ本を出版している場合

すべての書籍をKindle Direct Publishing（KDP）で自費出版している場合は、広告の実施方法について今回の最新ニュースによる大きな影響はありません。Amazon Adsの広告コンソールから通常どおり広告を作成できます。ただし、Amazon著者セントラルで本を申請する必要があります。これは、Amazon Adsがブランドを識別するためであり、資格があればお客様はスポンサーブランド広告キャンペーンを作成できるようになります。著者向けスポンサーブランド広告の詳細については、Amazon Adsのヘルプページをご覧ください。

著者セントラルで本の申請を行うには、既存のKDP資格情報を使用してサインインし、「本」タブをクリックします（これらの更新が広告アカウントに反映されるまでに最長で48時間かかる場合があります）。広告にどの本を選べばいいかわからないですか？ Amazon Adsの最新のオンラインセミナーで、Amazon Adsを最大限に活用する方法について詳しく学ぶことができます。

2.KDPを通じて本を出版し、共著の本やアンソロジーに参加している場合

特典を肌で感じられるのが、こうしたお客様たちからになります。KDPで出版した本の広告を実施する場合は、いつもと同じプロセスを経ることになります。しかし、本やアンソロジーの共著者の一人で発行者ではなかった場合でも、Amazonストアで本の広告を実施できるようになりました。

著者セントラルで本をまだ申請していない場合、しなければならないことはその申請だけです。本を申請すると、その本のキャンペーンを作成できるようになります。

共著本の多い私自身も、この新機能により、こうした本を宣伝する際の作業がはるかに簡単になります。成功したある広告キャンペーンは、何千人もの新しい潜在読者を連れてきてくれましたが、これは、複数著者のアンソロジーの広告でした。詳しくは、Amazon Adsのウェブサイトで取り上げられた最近の事例をご覧ください。

3.本を書いたことがあるが、出版しなかった場合

一番大きな変更点は、KDPで出版されなかった本がある著者の方の場合です。執筆した本をAmazon著者セントラルで申請すると、Amazon Adsで本を宣伝できるようになりました。

つまり、10年前に本を出版した場合でも、今後の発売に向けて事前予約用出品である場合でも、Amazon Adsで広告を実施できるのです。

Amazon著者セントラルのアカウントにアクセスし、「レポート+マーケティング」をクリックし、「Amazon Ads」ボタンをクリックすると、最初のキャンペーンを設定できます。

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この短い記事を読んでいただき、ありがとうございます。本記事がお役に立てれば幸いです。大勢の新しいオーディエンスが皆様の作品を見つけて、皆様とつながる機会になりますよう願っています。

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