SikaがAmazon DSPを使用してフルファネルマーケティング戦略をどのように構築したかをご覧ください

SikaはB2Bの建築セクターおよび自動車業界の大手特殊化学薬品会社です。2019年に、同ブランドはAmazon Adsとの提携を開始し、コンバージョンの目標を達成するためにスポンサー広告キャンペーンを展開しました。翌年、SikaはAmazon DSPで広告費用対効果（ROAS）に焦点を当てた常時掲載キャンペーンを開始し、2021年にはAmazon Adsの動画制作サービスを活用したフルファネルマーケティング戦略を策定しました。

Sikaは、スペインの顧客を対象とする企業対消費者（B2C）市場でのブランド強化に重点を置き、製品を「使いやすく」、「高品質」で、「長持ちして優れた結果をもたらす」ものと位置づけることで、日曜大工（DIY）のお客様にリーチすることに焦点を合わせました。

Sikaは2022年の計画の一環として、年間売上目標を達成する機会においてAmazon Adsと協力しました。Sikaは、Amazon Adsのインサイトを活用した結果、カテゴリー、サブカテゴリー、ブランドに関心を持つオーディエンスの規模を特定しました。このプロセスは、DIY・工具商品を探していてもSikaとの接点がなかったお客様の間で認知度を高めるまたとない機会になりました。

次にSikaは、潜在的な購入者の注目を集めるために、適切なメッセージと適切なフォーマットで、こうしたオーディエンスにリーチする方法を決める必要がありました。同社は、動画やディスプレイ、オーディエンスリターゲティング、スポンサー広告など、Amazon Adsのさまざまなプロダクトを組み合わせることで、このリーチを達成しました。

ディスプレイ広告とオーディエンスリターゲティング広告は、購入過程の最後の段階として商品詳細ページに誘導することで、ブランドがAmazonストア内外のお客様にリーチする際にも役立ちました。これにより、DIY製品を購入するB2Cのお客様とのつながりが生まれ、Sikaは最初に思い浮かべるブランドになりました。SikaはAmazonのスポンサー広告を利用して、Amazon DSPを通じて配信されるディスプレイ広告に反応した後にブランドや商品を検索するお客様の間で認知度を高めました。

SikaのAmazon Adsキャンペーンは、潜在的なDIYのお客様の注目を集めると同時に、エンゲージメントを生み出しました。キャンペーンのクリックスルー率（CTR）はベンチマークよりも57%高く、ブランドのCTRはキャンペーン前の期間と比較して20%向上しました。ブランディングと動画に特化したKPIは62%に増加し、カテゴリーの動画再生完了率（VCR）はベンチマークに対し16%の増加となりました。¹

また、Sikaはキャンペーン結果を測定するため、リサーチ会社のNielsenと共同でブランドの向上率調査を実施しました。このブランド調査では、スペインの2%のベンチマークに対し助成想起が5%増加し、スペインの2%のベンチマークに対し購入意欲が9%増加したことが明らかになりました。さらに、このキャンペーンでは、Amazon動画制作サービスで作成された動画アセットの広告想起率が、ヨーロッパ市場の23%のベンチマークと比較して、36%増加しました。

Sikaのブランド検索は前年比で20%増加しましたが、カテゴリー検索は同時期に減少しました。これらの結果は、SikaがDIYオーディエンスにアプローチしてはたらきかけることでビジネスの拡大に役立ちました。さらに、認知度と検索に関するフルファネル広告キャンペーンの有効性を証明することにも貢献しています。

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