事例
Amazonでのフルファネルマーケティングでブランドストーリーを届けるレイコップ

— レイコップ・セールスマネージャー、盧蓮京氏出品中のほとんどすべての商品ASINに対して、ストア、スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告を利用しています。これにより、フルファネルでのアプローチを実現できていると思います。
フルファネルマーケティングが、国内でのブランド認知向上に貢献
先駆けて出品を開始した北米のAmazonにて広告経由の売上成果が見られた後、レイコップは、2021年末にAmazon.co.jpでも出品およびスポンサープロダクト広告の展開を開始しました。日本で出品をつづける中、お客様がブランド名と「ふとんクリーナー」を即座に結びつけられるよう、Amazon内でブランドイメージを構築する必要性があると感じました。そのため同ブランドは、Amazonが提供する個別の広告サポートやオンラインセミナーへの参加から得た知見を活かして、広告ポートフォリオをスポンサープロダクト広告からスポンサーブランド広告とスポンサーディスプレイ広告に拡大し、幅広いお客様へリーチできるよう改善しました。
レイコップは、ブランドのメッセージをより明確に伝えるにあたり、カスタム画像や動画を活用したストアが、重要な役割を担うことにも気づきました。スポンサーブランド広告とストアを連動することで、ストアへのより多くの訪問数、複数商品の同時購入、さらなる販売促進に役立ちました。
さまざまな運用戦略で成功を促進
レイコップでは、2022年度の商品詳細ページへの訪問数が前年比3倍となり、広告運用による効果が見受けられました。この結果について同社は、広告運用による露出拡大の成果であると考えています。1では、レイコップはAmazon内での複数広告ソリューションの運用をどのように管理しているのでしょうか。 及川氏と盧氏に、主なマーケティング戦略の一部をご共有いただきました。
- 1日の広告予算の調整: 現在、レイコップは全体の売上の約7%を広告に費やしています。日々のこまめな確認で支出額を把握し、予算を徐々に増やすことで広告が常に表示されるよう調整しています。
- 各キャンペーンに適切な目標指標を設定: スポンサーブランド広告では、過去12か月間に獲得したブランド新規顧客数を測定しています。一方、スポンサーディスプレイ広告では、インプレッションとコンバージョンを確認することで、広告がどの程度上部ファネルに影響を与えているか、短期から長期にわたり確認することができます。
- キーワードの選定: レイコップでは、特に主要なショッピングイベント前およびセール開催中に、類似ブランドによって入札される可能性が低い、具体的な情報を追加したロングテールキーワードを選定しています。推奨キーワードや、お客様が商品検索によく使用するキーワードを定期的に調査することが重要だと言います。
- オートターゲティングとマニュアルターゲティングを併用: レイコップは、露出機会の最大化に向け、すべての広告対象商品に対してオートターゲティングとマニュアルターゲティングの両方を実施しています。
受賞歴のある成功
会社が設立されてから10年以上経った今も、レイコップは成功を収め続けています。2022年に同ブランドはFBA賞を受賞しました。これは、フルフィルメント by Amazonを活用し、お客様の満足度を大きく高めつつ成長を遂げた出品者様に授与する賞です。
引き続きレイコップは強いブランドミッションのもと、お客様の睡眠と健康の改善を支援し続けています。盧氏は、スポンサー広告の活用がAmazonでの売上拡大の鍵となりうると語ります。 「Amazon Adsでは、低予算・短期間から広告運用を始められます。日々、経験を重ねる中で微調整が可能なため、広告運用の経験がない方でも、安心して開始できます。」
1広告主様提供データ、日本、2021年~2022年