EY FabernovelがAMCの洞察を通じてghdの売上増加をサポート

ハイエンドのプロ仕様のヘアツールメーカーであるghdは、外見の美しさにも内面の美しさにも磨きをかけることで、女性のあらゆる望みを叶えられるようにサポートすることを目指しています。同ブランドは、2021年までにAmazon Adsのメディア投資を最適化する方法について考え始めました。

マーケティング環境がますます細分化され複雑になる中、ghdのような広告主様は、マーケティングパフォーマンスをより深く理解するために、透明性と柔軟性を高めたいと考えています。また、タッチポイントが多種多様なチャネルにわたって増えるにつれ、ショッピングジャーニーもより複雑になっています。さらに、プレースメントからターゲティング戦略、広告フォーマットまで、Amazon Ads全体でメディアの選択肢も増えています。

これらすべてを念頭に置いて、ghdは次に対する答えを求めました。

• 予算が最適化されているかどうか、どうすればわかりますか？
• どうすれば過剰入札をせずにブランドの存在感を最大限に高めることができますか？
• ブランド化されていないアッパーファネルのキャンペーンが、コンバージョンに至る過程にどのような影響をもたらしますか？

こうした疑問に答えるために、同ブランドはデジタルトランスフォーメーションのコンサルティングサービスを提供するEY Fabernovelと提携しました。

EY Fabernovelは、包括的なAmazon Adsの効果測定ソリューション、Amazon Marketing Cloud (AMC)を使用してカスタム分析を実施し、クロスメディアインサイトを生成しました。AMCを使用することでEY Fabernovelは、ghdがクロスチャネルのメディア費の最適化に役立つインサイトを見出し、オーディエンスと運用上の洞察を得てキャンペーンのパフォーマンスを向上させるための計画を策定しました。

まずghdのクロスチャネルメディア費を最適化するために、EY FabernovelはAMCを通じてメディアミックス分析を実施しました。ghdは、Amazon DSPとスポンサープロダクト広告キャンペーンに重複があること、そしてブランドキャンペーンとパフォーマンスキャンペーンに重複があることを理解できました。さらにEY Fabernovelはジャーニーの評価を実施して、最も効果的なコンバージョンパスを明らかにし、Amazon DSP広告でつながった買い物客のうち、後でそのブランドを検索した人の数を把握しました。

次に、パフォーマンスの向上をサポートするために、EY FabernovelはAMCを通じてキャンペーンの詳細な調査を実施しました。それにより、最適なキャンペーン頻度、リエンゲージメントの時間枠、そしてghdがブランドの可視性と購入量の観点で最高のパフォーマンスを示した曜日または時間帯を見分けることができました。

EY FabernovelはAMCを使用して、Amazon DSPのみ、スポンサープロダクト広告のみ、そして両方に接触したオーディエンスのショッピングジャーニーのパフォーマンスを比較することができました。2か月以上かけてわかったことは、Amazon DSPキャンペーンとスポンサープロダクト広告キャンペーンの両方に接触したオーディエンスのコンバージョン率が、3つのグループの中で最も高く、 スポンサープロダクト広告のみに接触したオーディエンスよりも50%も多いということでした。そこでEY Fabernovelは、Amazon DSPキャンペーンとスポンサープロダクト広告キャンペーンの両方を、同じオーディエンスに届けるように最適化しました。

さらにAMCのジャーニーの評価を使用して、EY Fabernovelは購入までの過程のパターンを明らかにすることもできました。これにより、ghdは、コンバージョンに至る経路の影響を、ブランドキャンペーンや非ブランドキャンペーンなど、戦術別に調べることができました。

• コンバージョンに至る経路の86%はAmazon DSPから始まり、これが顧客獲得^1～2にとって重要なチャネルであることを裏付けています
• ファーストタッチインタラクションを見ると、Amazon DSPのオーディエンスは、顧客獲得キャンペーン（非ブランドターゲティング）の中で最も高いコンバージョン率でした

これらの洞察は、ghdの広告戦略に役立ちました。その結果、ghdは2022年と2023年の予算を最適化することができたことで、包括的な効果測定に基づいて会社のビジョンをシフトすることができました。同ブランドは今後もAMCの利用を拡大していく予定です。