Kenra Professionalは、Amazon DSPとAMCでSTVを活用し、新しいオーディエンスにリーチする

Acadiaは、ホームユーザーを対象とした新しいクリエイティブアセットをできるだけ多くの見込み客に配信するために、Amazon DSPを使用してキャンペーンを展開しました。パートナーは、Kenra Professionalの過去のお客様をオーディエンスから除外し、新規顧客を対象に商品のプロモーションを行いました。さらに、Amazon Marketing Cloud（AMC）も活用し、このブランドの商品にすでに登録しているお客様を除外した、カスタムSTVリマーケティングオーディエンスを作成しました。この2社によるフルファネル戦略では、すでにアッパーファネルのキャンペーンを見たことのあるお客様には、引き続き他の広告が表示されるようにしました。また、AcadiaはAmazon内でお買い物中のお客様からの需要と注目を獲得するために、ブランドの常時掲載スポンサー広告戦略も続けることにしました。

Amazon DSPの新しい広告がトラフィックの促進に及ぼす影響を把握するために、Acadiaはグランスビュー数を測定し、商品詳細ページビュー数とブランド検索指標を追跡しました。また、ブランドの向上率調査を活用して、広告が認知に与える効果を測定しました。

全体としてAcadiaは、広告を見たものの、コンバージョンに至らなかったオーディエンスに対するSTVリーチを拡大させました。パートナーは、Amazon DSPキャンペーン全体におけるブランド新規顧客（NTB）による購入を追跡し、アッパーファネルのSTVキャンペーンがNTBによる売上をどのように向上させたかを確認しました。また、出荷収益も測定して、アッパーファネルのSTVキャンペーンの実施による、ビジネス全体への促進効果を追跡しました。最後に、AMCを使用してコンバージョンパスレポートを作成し、STVインプレッションがコンバージョンに至る複数の段階にどのように影響したかを測定しました。

新しいキャンペーンを6か月間実施した結果、Acadiaは、Amazon DSPを介したSTV広告がブランドの他のストリーミング投資よりも高い効果を生むことを確認しました。DSPのブランド検索数は前期と比較して1,963％増加し、ブランド新規顧客による購入数は274％増加しました。¹

AcadiaとKenra Professionalは、STV広告の実施後にフルファネル広告キャンペーンを実施した場合に最も高い効果が得られることも明らかにしました。その場合、STV広告のみを視聴したお客様の購入率は0.01%だったのに比べ、5.48%の購入率となりました。²

Kenra Professionalの2023年の出荷商品の収益は、2022年と比較して46％増加しました。³ また、テスト期間中のグランスビュー数が、その直前の期間よりも30%多くなりました。⁴

Acadiaはクライアントに対し、引き続きこのアッパーファネルのSTV戦略を提供し、2024年第4四半期に再びKenra Professionalに協力する予定です。また、同社は、より詳細な分析のためにデータを照会する、AMCレポートテンプレートも開発しました。