Amazonで変幻自在のキャリアを持つ男: Jeremyが経理からプログラム管理へと独自の道を切り開いた経緯

Jeremy Woensdregt

カナダ在住のシニアプログラムマネージャーであるJeremy Woensdregtは、Amazonでの8年間で3つのミニキャリアを経験してきました。経理からプログラム、製品管理まで、Jeremyは常に自分の興味の赴くままに行動することを奨励されてきました。ここで彼は、自分の役割やキャリアの歩みへの考察、そしてひらめきが訪れる予期せぬ場所について語ります。

こんにちは、Jeremy。 ご自身の役割についてもう少し教えてもらえますか?

プログラムマネージャーは、複雑で部門横断的なプログラムやプロジェクトの「いつ」「どのように」という質問に答えます。私たちは、物事を成し遂げるためのロードマップを管理するナビゲーターのようなものです。すべてはお客様から逆算して、行く手を阻むものを取り除き、目標を達成することです。

Amazonでのあなたのキャリアジャーニーはとてもダイナミックなものでした。それについて、ざっと紹介していただけますか?

私の冒険は2016年、Amazonデバイスアカウンティングチームに参加したときから始まりました。私は、デバイスのサプライチェーンの会計プロセスの管理と、新デバイス発売にあたっての指揮を担当していました。私がプログラムと商品管理に興味を持ったきっかけは、この役職でした。

収益会計を合理化するプロジェクトを成功させた後、私は財務およびビジネス統合チームに異動し、世界中のAmazon Adsの会計自動化と商品開発を主導しました。

時を進めて2021年、私はキャンペーンおよびクリエイティブサービスチーム(当時の名称)にシニアプログラムマネージャーとして加わるチャンスをつかみました。そこで私はお客様向け請求サービスの展開を監督したり、ビジョンを定義し、営業チームと財務チームのための新しい社内ツールを提供するという商品管理の実務経験を積んだりしました。

2023年、私は営業チームに新しいインターフェースを提供するプログラムを主導しました。このプログラムにより自社取引ベースの販売が可能になり、さらにプログラマティック広告の業界標準が採用されました。このプログラムでは、Amazon Adsの複数チーム間、そしてAdsのテクノロジーと営業の部門間で緊密な連携を行い、またチームのためにプログラムをエンドツーエンドで管理しました。納品時にチームを支援するために商品管理業務に携わる機会もあり、とても勉強になりました。次に何が起こるのか、いつもワクワクしています。

Amazonに勤務して一番楽しいことは何ですか?

Amazon Adsには、部門を超えたコラボレーションやイノベーションの機会が無限にあり、アイデアが大きすぎたり小さすぎたりという理由で否定されることもありません。アイデアの考案や試行も奨励されます。私がいつもワクワクするのは、「どんどん失敗して試験と検証の機会とする」という文化です。さらに、世界中のチームと協力関係があり、バンクーバー、シアトル、ニューヨーク、ロンドン、バンガロールの同僚と一緒に製品やソリューションを開発しています。

新しいアイディアが湧き続けることの秘訣は?

アイデアはどこにでも降ってきます。インド出張中の山頂でブレインストーミングを行っている状況であってもです。

コーヒーを飲むJeremy

Jeremy、インド出張中の休暇にて

私の最も誇らしい瞬間の1つは、日常的なプロジェクトのウォークスルー中に、新しいコードベースのアイデアが浮かんだときです。数か月も経たないうちに、合理化された社内コードベースというソリューションが、チームによって実装されました。開発者は今や10分以内に機能を有効化でき、これまで2週間以上要していたのが大幅に改善されました。それは小さなアイデアでしたが、効果は甚大でした。

Amazonに入社してから日常はどう変わりましたか

Amazonで働き始めたとき、私はバンクーバーからシアトルに引っ越しましたが、当時のガールフレンド(現在の妻)と遠距離恋愛を続けていました。大変な時期でした。義理の母はがんと闘っていましたが、悲しいことに、2018年の結婚式からほどなくして亡くなりました。

それから私たちはバンクーバーに戻り、2人の子供(ThomasとDani)と、ジャーマンショートヘアードポインターのBellaを家族に迎えました。Amazonは、このような人生の節目のそれぞれにおいて、私をサポートしてくれました。

今、息子と娘がBellaと一緒に成長するのを見ることほど、私に喜びを与えるものはありません。

Jeremyと家族


Jeremyと家族のみなさん

次には何が起きるとお考えですか?

私はこれからもAmazon Adsでキャリアを形成していくことに注力しています。私の目標は、シニアプロダクトマネージャーになり、お客様を驚かせ続けるグローバルなプロダクトやソリューションを開発することです。

最後に、応募を考えている人へのアドバイスはありますか?

8年間のキャリアの中で、私はすでに3つのミニキャリアを経験していますが、今は4つ目のキャリアへの扉を開こうとしているところです。学びと成長の準備ができているなら、Amazonでのキャリアは自分次第です。同じ道は2つとありません。他に似たような場所があるのかどうかはわかりません。